2006年08月17日

シンポジウム「演劇教育はなぜ必要か」に行ってみました

世田谷パブリックシアターのセミナールームで開かれた
ロシア国立サンクト・ペテルブルグ演劇大学の
セルゲイ・チェルカスキイ教授をお迎えしてのシンポジウム

演劇大学での授業内容、劇場(作品?)をつくっていくということ
俳優に必要なこと、演出に必要なこと
そしてスタニスラフスキーについて
などなど、身の引き締まる話をたくさん聞きました

それにしても素晴らしい演出家さんていうのは
発する言葉ひとつひとつに、とても熱を感じる
存在感も魅力的だし。すごいっす
ずぅーーっとセルゲイさんに
目が釘付けに、耳がダンボになりました

日本での役者の基礎レベルの低さ
日本での演劇の社会的地位の低さ
・・・もっともっと肝に銘じなくては
日本の演劇の未来に希望がないと言っていた参加者の方がいたが
思いっきり同意してしまった。。。

でもセルゲイさんが、ものすごい熱をもって
語りかけてくれるその情熱に大分やられました
やっぱり、芝居ってすごいよ。楽しいよ

演出とはドラマツルギー(戯曲、小説、散文などかと思われます)を総合芸術としての舞台芸術に翻訳する仕事

役者は自分の場所を見極め、クリエイターでないといけない

ミキモト真珠が、質のいい真珠を一定量育てるシステムをつくったとしたら
スタニスラフスキーは質のいい一定量の役者をつくるシステムをつくった

ということが特に心に響きました

基礎練もエチュードもただやみくもにやるのではなく
ある目的をもって、意識をもってやらないと本当にだめですよね

思いつきよりも、観察が大事かぁーー

結構上の年代の方々も参加されていて
熱く討論をされていて、
こんなにも人を熱くするものって、やっぱりすごいんだよなぁー
と思う

ロシアで今、どんな演劇が受けていて、どんな世代の人が観に来てて
どの世代の人が、どんな演劇を好むのか?なんてところも聞きたかったなぁ

作る側の問題が山積なのもわかるけど
見る側のことも、もっともっと考えなくてはいけないと思った
芸術だから好きなようにやるしかないかもしれないけど
やはり他と違って生物だから、その時しか伝えられないのだもの
その時観に来てくれたお客様としか共有できないのだもの
ちょっと神秘的でステキだけど
かなりシビアな世界

伝えようと頑張っても
伝えたい人がその場にいないのって、さみしいもん

だから伝えられる人になるために
表現できる心と体づくりが必要なわけで・・・

基礎からがんばります
とことん信じて、がっつりと確信していけるようにね



posted by ななこ at 21:17| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感・所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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